今月のピックアップ現場009


地下の解体の際、山留めをして土の崩壊を防ぎ、さらに隣地の壁などの崩落を防ぎます。

山留め工法には、大まかに次のような方法があります。

 鋼矢板工法(シートパイルともいいます)

   シートパイル工法に重ねて、SMWという周りの地盤をコンクリートで固めて、山が崩れないようにする工法もあります

 親杭横矢板工法

 地中連壁工法


通常解体工事では、地下数階もある大きなビルを除き、地下の解体に対し、親杭横矢板工法が多いです。

建物を以前建てたときのH鋼やレール等の杭が残っていることが多く、それに矢板を絡ませて山留めします。

杭が残っていない場合は新たに杭を地面に差し込みます。


当現場は、H鋼ではなく50kgレールが残されており、地下の解体の際の山留めに利用することになりました。


次の新築工事へのバトンタッチとしては、今回のレールと矢板は一定の深さまでは撤去します。

残りはまた土の中で眠りにつきます。

日本のどこかに敷かれていた鉄道レールの一生、まだ続きます。(なんかロマンティック)


親杭横矢板工法


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    矢板をレールの間に差し込みます

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    矢板を入れる→既存壁の撤去

     を繰り返していきます

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    矢板が崩れないように桟木で支えています

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